鮫島、最後の十五日
本日は鮫島、最後の十五日です
第1部 バチバチ
第2部 バチバチ BURSTに続く
最終章 鮫島、最後の十五日です。
あらすじ
鯉太郎が五月場所で王虎を下し幕下優勝を果たしてから、5年の月日が流れた。前頭下位となった鯉太郎は人気力士としてファンに愛されるようになり、その実力も真っ向勝負で大関をねじ伏せるほどまでに成長していた。しかしその一方で、幕内力士として非常に小柄な体格と太りにくい体質、どんな相手とも全力で真正面からぶつかってゆくスタイルのためにその体は満身創痍、休場も珍しくなくなっていた。これが最後の土俵かもしれないという悲壮な覚悟を常に抱きながら、鯉太郎は土俵に上がり続ける。
満身創痍の鯉太郎と作者
作者の佐藤が2018年7月3日に急逝したため、未完のまま最終回を迎えました
なんか作者と鯉太郎がラップして見えます。
先先場所
東前頭十枚目鮫島は12日目にしてまだ、3敗
鮫島は毎回喧嘩をふっかけて取組をしていた
小さい体の鮫島はいつ体が壊れるかわからない状態で試合をしていて
これが最後かもと試合に取組んでいた
その最後かもしれない取組で相手が全力でこない事が許せないため
毎回喧嘩をふっかけていた
この試取組はお互い全ての力を出し切った素晴らしい取組となった
9月場所初日 鮫島ー飛天翔
飛天翔は鮫島と同期入門
年齢も体格も似ていることもありお互いライバル意識をしていた
しかし、飛天翔の体はもうぼろぼろで慢性外傷性脳症で
医者から完全にドクターストップ
引退を通達されていた
休場者が出て、最後に鮫島と取組が出来ることになった
そして鮫島との一戦
全てを出し尽くして飛天翔は鮫島に思いを託した
2日目 鮫島ー宝玉光
西前頭十一枚目の宝玉光
遡ること5年前、
宝玉光の付き人として鮫島は空流部屋から田ノ中部屋に手伝いに行っていた
その時に田ノ中部屋の宝玉光を中心とした部屋運営
弟子の指導もろくにしない宝玉光に喧嘩をふっかける
しかし、コテンパンにやられてしまう
それから5年の月日が流れて今回合間見える
という感じで続いています。
一戦一戦濃厚な内容
相撲を見ているのではなく人生を描いています
相撲が好きでなくても、楽しめます。おススメです